Patricio Guzmán
1941年8月10日 生まれ
ドキュメンタリー映画監督「チリの闘い 第1部:ブルジョワジーの叛乱」(1975年)「チリの闘い 第2部:クーデター」(1977年)「チリの闘い 第3部:民衆の力」(1979年)「光のノスタルジア」(2010年)「真珠のボタン」(2015年)第65回ベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)「夢のアンデス」(2019年)「私の想う国」(2022年)
2019年10月、チリ・サンティアゴの地下鉄料金値上げをきっかけに社会への不満が噴出し、大きな市民運動となって、21年に左派ボリッチ大統領を誕生させた。1970年代に、チリの左派アジェンデ政権の誕生からピノチェトらの軍事クーデターによる崩壊までをドキュメンタリー「チリの闘い」としてカメラに収めたパトリシオ・グスマン監督が、祖国の新たなうねりを記録した。 「チリの闘い」で運動を主導したのは、労働組合や政党の男たちだった。しかし本作の中心は女性だ。党派色やイデオロギーではなく、家父長制からの解放や格差解消、子どもの未来といった要求を、生活者目線で主張する。デモは150万人にも膨れ上がった。 グ...
2024.12.20
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
2019年、地下鉄料金の値上げ反対がきっかけに、チリのサンティアゴで民主化運動が動きだす。本作は、「チリの闘い」(1975〜79年)やチリ弾圧の歴史を描いた三部作「光のノスタルジア」(2010年)、「真珠のボタン」(15年)、「夢のアンデス」(19年)のパトリシオ・グスマンが、女性中心の社会運動がリーダーもイデオロギーもなく、爆発的なうねりとなっていく様子をカメラで捉えたドキュメンタリー。 ピノチェト軍事政権の誕生によって迫害され、国外で亡命生活を送っていたドキュメンタリー監督のパトリシオ・グスマンは、地下鉄の料金値上げがきっかけとなり、チリの民主化運動が動き始めたと知り、コロナ禍で1年近く...