Patricio Guzmán
1941年8月10日 生まれ
ドキュメンタリー映画監督「チリの闘い 第1部:ブルジョワジーの叛乱」(1975年)「チリの闘い 第2部:クーデター」(1977年)「チリの闘い 第3部:民衆の力」(1979年)「光のノスタルジア」(2010年)「真珠のボタン」(2015年)第65回ベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)「夢のアンデス」(2019年)「私の想う国」(2022年)
2019年、地下鉄料金の値上げ反対がきっかけに、チリのサンティアゴで民主化運動が動きだす。本作は、「チリの闘い」(1975〜79年)やチリ弾圧の歴史を描いた三部作「光のノスタルジア」(2010年)、「真珠のボタン」(15年)、「夢のアンデス」(19年)のパトリシオ・グスマンが、女性中心の社会運動がリーダーもイデオロギーもなく、爆発的なうねりとなっていく様子をカメラで捉えたドキュメンタリー。 ピノチェト軍事政権の誕生によって迫害され、国外で亡命生活を送っていたドキュメンタリー監督のパトリシオ・グスマンは、地下鉄の料金値上げがきっかけとなり、チリの民主化運動が動き始めたと知り、コロナ禍で1年近く...