はやま りょうじ
1932年11月08日 生まれ
若月彰、中城ふみ子の原作を田中澄江が脚色した田中絹代の監督第3作。不幸な結婚生活に終止符を打ったふみ子は、勧められるままに詠んだ短歌が絶賛される。ふみ子は夫の実家から子供を連れ戻し東京で職を見つけようとするが、乳がんで札幌の病院に入院する。彼女の短歌は入選し、新人作家として歌壇の話題となっていたが乳房が切り取られる。手術後、ふみ子は元気だったが余命幾ばくもないことを知る。