音声ガイドで「楽しい」の循環を ユニバーサル映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」代表・平塚千穂子さん②:女たちとスクリーン
音声ガイドを通じて映画が好きな人と障害者が出会う社会を目指す、ユニバーサル映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」代表、平塚千穂子さんのインタビュー2回目。音声ガイドを導入する活動を始めて20年あまり。日本で先駆的に取り組んできたが、聴覚障害者と映画との関係はどう変わったのだろうか。平塚さんはこれまでを振り返り、「楽しいから続けてきた」と元気よく語る。 平塚さんは、映画ファンからふとしたきっかけで、視覚障害者が映画を楽しめるような仕組み作りに参加。2001年にボランティア団体「シティ・ライツ」を設立、音声ガイドを利用できる環境作りを推進してきた。16年には「シネマ・チュプキ」を開館、代表とし...
鈴木隆
2022.11.17