ペパーミントソーダ
1963 年のパリを舞台に、両親が離婚して⺟親と暮らす10代の思春期の姉妹の⼀年間を、リセの学⽣たちの友情やいざこざ、大人の世界への憧れや背伸びする気持ち、教師たちの醜悪な実態、親たちの苦悩や愛情といった⽇常⾵景がコミカルで瑞々しく描かれる。 監督・共同脚本は、本作がデビュー作となるディアーヌ・キュリス。フランス映画界の女性監督の先駆けとなった彼女が、自身の少女時代の体験を基に作り上げた。タイトルは、妹のアンヌがカフェで飲む大人向けの炭酸飲料「ペパーミントソーダ」を指している。 夏休みの終わり、アンヌ(エレオノール・クラーワイン)は、姉のフレデリック(オディール・ミシェル)とボーイフレンドが...
製作年 1976年 監督:ディアーヌ・キュリス