ペパーミントソーダ

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公開日: 2024年12月12日

ペパーミントソーダ

1963 年のパリを舞台に、両親が離婚して⺟親と暮らす10代の思春期の姉妹の⼀年間を、リセの学⽣たちの友情やいざこざ、大人の世界への憧れや背伸びする気持ち、教師たちの醜悪な実態、親たちの苦悩や愛情といった⽇常⾵景がコミカルで瑞々しく描かれる。 監督・共同脚本は、本作がデビュー作となるディアーヌ・キュリス。フランス映画界の女性監督の先駆けとなった彼女が、自身の少女時代の体験を基に作り上げた。タイトルは、妹のアンヌがカフェで飲む大人向けの炭酸飲料「ペパーミントソーダ」を指している。

夏休みの終わり、アンヌ(エレオノール・クラーワイン)は、姉のフレデリック(オディール・ミシェル)とボーイフレンドがビーチでいちゃついているのを横目に、一人海辺を去る。クリフ・リチャードの「リビング・ドール」がラジオから流れている。夏休み最終日、姉妹は駅で父親に見送られる。新学期初日、母親(アヌーク・フェルジャック)は彼女たちを学校へと送り出す。どうやらアンヌはクラス分けを心配している。アンヌは姉とボーイフレンドのマルクの間で交わされた手紙を盗み見する。早速アンヌは、クラスメートにはマルクが自分のボーイフレンドだと嘘をつく。最近友人たちはセックスについて興味津々だ。アンヌは授業もどこかうわの空で成績が悪い。この頃のアンヌは生理が来るのを待ち遠しく思っている。それは女性としての成熟を意味するからだ。テストの課題は姉の答案を丸写しして提出するも、あっさりばれて0点に。それでもアンヌは小遣いが安いことや、学校のみんなが履いているストッキングを母親が買ってくれないことに腹を立てている。むしゃくしゃしているアンヌは、母親のストッキングをこっそり履いて友人とカフェに繰り出し、姉に遭遇してカフェを追い出されてしまう。そして、とうとう母親にこのままでは寄宿学校送りと宣言されることに…。

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公式サイト: https://www.ripplev.jp/peppermintsoda/

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