すど ただし
アニメーション評論家、新潟国際アニメーション映画祭
「第2回新潟国際アニメーション映画祭」が3月15日に開幕、新潟市内7会場で上映やイベントが実施される。20日まで。世界中から集まった多彩な作品を上映し、アニメーションの可能性や多様性を体感できる映画祭。長編にフォーカスし、コンペティション部門には29カ国から49本がエントリーされ、ノミネートされた11カ国からの12本がグランプリを競う。同映画祭の数土直志・プログラム・ディレクターにコンペ作品の傾向や世界のアニメーションの潮流などを解説してもらった。 世界に浸透 コンペ応募作前回の2.5倍 昨年1回目のコンペの応募数は20作品、それが今回は49本に増えた。「長編コンペに12本もの...
鈴木隆
2024.3.13
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10