大藤信郎賞 「プックラポッタと森の時間」八代健志 コロナ禍が生んだ驚異の映像
〝オールロケ人形アニメ〟在宅勤務で不可能が可能に 愛らしい造形の人形が、ちょっとたどたどしく、それでも生き生きと動き回る人形アニメ。見ているとあっという間だが、作るには膨大な手間と時間がかかる。人形を少しずつ動かしながら一コマずつ撮影し、1日かけて数秒分。光の条件が刻々と変わる屋外での撮影などもってのほかと思っていたが、毎日映画コンクール・大藤信郎賞の「プックラポッタと森の時間」は、自然の森の中で撮ったオールロケ人形アニメ。八代健志監督が不可能に挑んだのは、コロナ禍のせいだった。 プックラポッタと森の時間 ホームページ 『プックラポッタと森の時間』 「私」は庭で不思議な生...
ひとシネマ編集部
2022.2.24