インタビュー:東京国際映画祭 コンペのレベル高い 楽しみながら発見して 市山尚三・プログラミング・ディレクター
第35回東京国際映画祭(TIFF)が始まった。コンペティション部門では15作品が、東京グランプリなどの賞を競う。「今年はレベルが高い。あたらしい才能を発見して」と、プログラミング・ディレクターの市山尚三さん。今年の作品について聞いた。 コロナ禍の影響? 救い残す映画目立つ ――コンペティション作品は15本。107の国・地域から応募された1695本から選ばれました。今年の作品はいかがですか。 昨年は、応募作にコロナ禍を扱った映画が多かったんですが、今年はほとんど見られませんでした。撮影現場では対策をとっているのでしょうが、内容には影響が感じられませんね。 レベルは高いと思...
勝田友巳
2022.10.23