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2023.6.01

「テレッテ・テレーレ♪」常に私たちに寄り添う配管工、それが「スーパーマリオ」

誰になんと言われようと、好きなものは好き。作品、俳優、監督、スタッフ……。ファン、オタクを自認する執筆陣が、映画にまつわる「わたしの推し」と「ワタシのこと」を、熱量高くつづります。

額賀一

額賀一

世界的ヒットを記録する「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」、日本における興収も大台である100億円を突破し洋画アニメ作品史上最速での100億円に到達。世界興収は5月の上旬時点で1500億円を突破し大ヒット作となった。
 
期待通り、老若男女全世代が楽しむことができる「ただただ楽しい」作品に仕上がったと言えるだろう。
※映画のレビューは他の記事をご参照いただき、私からのレビューはこれくらいにしておく。


 
「赤い帽子」「オーバーオール」「ジャンプ」「ひげ」「双子の兄」、我が国が生んだ至宝のコンテンツ、それが「スーパーマリオ」である。これが世界に誇る配管工である。さて、「スーパーマリオ」と聞いて皆さんは何を思いつくであろうか。私ならまずこれが思いつく。
 

「テレッテ・テレーレ♪」

マリオといえばやはりこれだ。文字面で見れば間抜けに見えるがもうお分かりであろう。スーパーマリオのテーマ曲である。80歳を目前に控える私の母でも知っている曲だ。おじいさんでもおばあさんでも、お兄さんもお姉さんも、ゲームにあまり精通していない人でも、あの悪人でもあの偉大な人でも、聞いたことがあるという方が大半を占めるであろう。
 
しかもこの曲の何がすごいか、国内だけではないのだ。あの国もこの国も、全人類の世界的アンセムとなっているのだ。アンセムは誰もが好きな曲ではなく、誰もが知っている曲、代表曲と広義的に定義づけるとするならば、この曲は間違いなく現代のアンセムと言える。
 
「お前は任天堂の回し者か」と言われてもおかしくない称賛だが、事実なのだから仕方がない。実際に「スーパーマリオシリーズ」がどれだけ偉大かご紹介しよう。
 

すごいぞ! スーパーマリオ!
①ギネス認定 最も売れたゲームシリーズ


いわゆる横スクロールアクションゲームの金字塔「スーパーマリオ」シリーズをはじめ、「マリオカート」「マリオパーティ」「ドクターマリオ」「マリオのピクロス」、他にもワリオやヨッシー、ルイージ、キャラクターそれぞれのスピンオフ作など、多くの作品が生み出された。全シリーズの累計は2020年時点で5億6000万本以上を突破しており、最も売れたゲームシリーズとしてギネス世界記録に認定されている。

すごいぞ! スーパーマリオ!
②アメリカ議会図書館にゲーム音楽初の登録

「アメリカ議会図書館」と聞くと「なんかすごそう」だが、実際にすごい。蔵書数・予算額・職員数のすべてで世界最大規模の図書館である。そしてこの図書館において「将来にわたって保存すべきアメリカの録音資料リスト」である全米録音資料登録簿にこの「スーパーマリオのメインテーマ」が登録されている。ゲーム音楽が登録されたのは世界初の快挙と言える。
 

私たちに常に寄り添う存在、それがマリオ

改めてマリオを調べてみると、どれだけ偉大な存在か再認識ができた。これだけ偉大なるコンテンツのメインテーマだとするならば、確かに「世界言語となり得る曲」になってもおかしくはないはずである。
 
ただ、筆者個人の話になるが「スーパーマリオ」のファンか、と聞かれたら「どちらでもない」と答えるであろう。何を隠そう筆者、任天堂ファミリーコンピュータ(ファミコン)と同い年。幼少期よりファミコンを楽しんできたファミコン世代として、もちろんマリオシリーズをプレーしてきた。
 
私にとって「マリオ」とは、「好き」や「嫌い」という判断ではなく「常にそこにあるもの」だったのだ。どんな時でも常に私たちを愉快に楽しませてくれる不動のキャラクター、それがマリオ。マリオのテーマ曲を聴けば世界は一つ。きっと今後も私たちをワクワクドキドキするファンタジーの世界へと誘ってくれるはずである。
 
現在公開中の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は更なる大ヒットが予感できる、歴史的名作となるはずだ。まだご覧になっていない方もこれからご覧になる方もぜひ、劇場の大スクリーンでお楽しみいただきたい。

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ライター
額賀一

額賀一

ぬかが・はじめ ライター、映画評論家。B級を越す 頭悪めのZ級映画が好み。最近はカンフー映画にハマっている。17人組のロックバンドThe R.O.X&GWOを率い、日々映画と音楽に浸るエブリデイ。