©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

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2023.8.11

CGアニメが実写映画に…シリーズ7作目の進化「トランスフォーマー/ビースト覚醒 」

誰になんと言われようと、好きなものは好き。作品、俳優、監督、スタッフ……。ファン、オタクを自認する執筆陣が、映画にまつわる「わたしの推し」と「ワタシのこと」を、熱量高くつづります。

Rhythm

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現在公開中の「トランスフォーマー ビースト覚醒」。シリーズ7作目となる今作はこれまでのシリーズに登場したオートボットとディセプティコンの戦いに新たなる勢力が現れる。古くから宇宙に災いをもたらしてきたユニクロンだ。オートボットとディセプティコンの戦いで一時的に地球に身を潜めていたオプティマスプライム率いるオートボットはその襲来を察知。そして偶然にもある2人の人間がこの戦いに巻き込まれていくのだ。ユニクロンの配下であるテラーコンのリーダー、スカージによる攻撃が起こる時、新たなる正義の勢力マキシマルが目を覚ますのだ。


 

CGアニメリアルタイム世代に刺さる演出

今回の作品で間違いなくチェックすべきポイントは「ビースト」。この言葉が指すのは上記の新たなる正義の勢力「マキシマル」だ。これまでのトランスフォーマーシリーズは「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」でのデザインが元となっていた。例えばオプティマスプライムのトラック、メガトロンの戦闘機のように乗り物に擬態し、人間たちの生活に潜んでいた。このことから、シリーズではこれまで多くの登場人物と関わり人間とどのように協力し共存していくのか度々作品内のテーマとされてきた。では「マキシマル」とはどこからやってきたのか。彼らは今までの機械生命体とは異なり、動物の姿に擬態している。まさしく「ビースト」に当たることではあるが、それは彼らの登場背景によるものなのだ。彼らはオプティマスプライムらサイバトロンたちが訪れるはるか前から地球を訪れていた。今回の作中では明言されてはいないが、車両や戦闘機などまだ存在しない地球を訪れた彼らはゴリラ、チーター、サイなど、動物の姿で擬態をしているのではないだろうか。


実際にオリジナルのストーリーである1997年に放映された3DCGアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」では地球に不時着したサイバトロンとデストロンが周辺スキャンを行い、自らの擬態をその場にいた動物や化石から得ていた。

私自身、幼少期にこのアニメをテレビやVHSで視聴していた世代であり、この作品が実写映画化されることにとても驚いた。そして何よりオプティマスプライム率いるサイバトロンとオプティマスプライマル率いるマキシマルの共闘が見られるという熱い演出にこれから盛り上がりを見せることは間違いないだろう。
 

進化したアクション、シリーズ初のジャングルでの戦闘

これまでの「トランスフォーマー」シリーズは街中や砂漠での大規模戦闘が多かった。その事でより、「もしも彼らが本当に存在したら」という視聴者側の想像力を引き立てていた。今回は「マキシマル」の登場や、歴史的遺跡が関わることからジャングルでの戦闘シーンが登場する。まさに「ビースト」たちが活躍するにはうってつけのバトルフィールドだ。「トランスフォーマー」といえば変形、変身であるが、新キャラクターたちの「ビーストモード」での戦闘が今回の魅力の一つだ。そしてこれまでに登場していたサイバトロンの戦士、オプティマスプライム、バンブルビーたちの戦いもパワーアップしている。彼らが前回登場したのが映画「バンブルビー」のオープニングでのわずか数分の戦闘シーンだ。そもそもその前の作品が「トランスフォーマー 最後の騎士王」であり、公開から6年たっていることもあり、映像技術の進化により彼らのディテールや戦闘アクションにかなりの進化を感じた。そして今回は大規模かつこれまでの作品とは異なったフィールドでの戦闘を見ることができる。
 

吹き替え版でよみがえる「ビーストウォーズ」

トランスフォーマーといえば、吹き替え版声優にアニメ版での声優である玄田哲章氏を起用するなど原作ファンを喜ばせる要素がある。今回登場するマキシマルの司令官「オプティマスプライマル」も当時「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」で声優を務めた子安武人が務め、チーター役、高木渉などアニメを見ていた視聴者が当時の印象を残したまま楽しむことができる内容になっているのだ。そして劇中には登場しない当時の声優キャストも映画のキャンペーン動画で登場するなど声優好きにもぜひ見ていただきたい作品となっている。映画の見方は人それぞれではあるが、今回私は吹き替え版での視聴もおすすめしたい。特に当時同じようにアニメーションでトランスフォーマーを見ていた方には間違いなく楽しんでいただけるだろう。

オプティマスが真のプライムとして成長する物語

この作品の注目すべきポイントは新しい要素や他シリーズとのコラボだけではない。これまでの「トランスフォーマー」ではオプティマスプライムは絶対的司令官であり、他のオートボットから支持される姿が多かった。だが今回は時代背景がその頃よりも数年前の過去ということもあり、オプティマスの心情や人間に対する印象の持ち方の違いを感じた。彼は前作「バンブルビー」冒頭でのサイバトロン星での戦いで多くの同胞を亡くし、地球へと避難していた。彼は責任を感じ、他者を疑うことでこれ以上仲間を失うことのないよう振る舞っていたのだ。だがそこで今回のストーリーの主人公ノアディアス、そしてエレーナウォレスと出会い、彼の心を大きく変えていくのだ。そしてマキシマルの司令官であるオプティマスプライマルとの共闘で彼がでどのような成長を遂げ、真のリーダーとなっていくのか、これまでの映画「トランスフォーマー」のファンにもしっかり楽しんでいただける内容となっている。

進化とこれからの期待

今回の原作では異なったシリーズのキャラクターたちが集結し、奇跡の共闘を遂げるこの作品。「トランスフォーマー ビースト覚醒」は全国の劇場で公開されている。元々の映画ファンや、原作ファン、声優ファン、そしてSFファン全てに注目していただきたい映画だ。この作品を機にトランスフォーマーシリーズがどんな進化をしていくのか、更なる期待感を得られる作品だ。ぜひ、劇場でご覧ください。

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ライター
Rhythm

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りずむ(ダンサークリエイター)
大阪芸術大学舞台芸術学科ポピュラーダンスコース卒業。
卒業後、ユニバーサルスタジオジャパンでパレードダンサーとして出演。その他矢沢永吉、西野カナ、関ジャニ∞、SnowMan、SixStonesなどアーティストのバックダンサーを務め、現在YouTubeをメインに活動中。
RedLinX https://www.youtube.com/channel/UCQVZJQHPNRkTGV1dzw2aUdQ
Rhythm https://www.youtube.com/channel/UCWlTteWTWPg8caUVfVXJj6g

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  • 映画「トランスフォーマー ビースト覚醒」の等身大立像の前に立つ日本語版の声優を担当した中島健人(右)と仲里依紗=東京都新宿区で2023年8月1日、山口敦雄撮影
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