昭和残俠伝 唐獅子牡丹

シリーズ第2作。以下、次作の第3作目を除きシリーズ第9作まで役名は<花田秀次郎>となる。宇都宮の石切り場を縄張りにする榊組は、親分を花田秀次郎(高倉健)に殺されてから新興の左右田組に押され気味である。出所した花田は罪の償いとして榊組に草鞋を脱いだ。榊組に陸軍省から石1000トンの注文が入った。手段を選ばぬ非道さで妨害する左右田組。ある日、榊組の元幹部・畑中(池部良)が満州から帰還する。花田と畑中の思いは一緒だった。二人は怒りの剣を抜いて左右田組に殴り込んだ。(追悼特別展「高倉健」図録より)

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