高倉健が17年ぶりに古巣東映の作品に出演した人情ドラマ。頑固で実直な鉄道員として気概と誇りを胸に生きた男・乙松(高倉健)が、定年目前となり自らの人生を振り返る。職務に忠実なあまり仕事優先の人生を送り、生後2カ月で死んでいった娘や、病で死んだ妻(大竹しのぶ)を看取ることができなかった。そして近く廃線となる幌舞線とともに一人で定年を迎えようとしている。そんな時、目の前に成長した娘(広末涼子)の姿が現れる。(追悼特別展「高倉健」図録より)
「鉄道員(ぽっぽや)」
Blu-ray&DVD発売中 Blu-ray:3,850円(税込)DVD:3,080円(税込) 販売:東映 発売:東映ビデオ

鉄道員(ぽっぽや)
監督 :
出演 :
1999年
新着記事
「何者かになりたい」あの時の私にこの映画を送りたい「アリスとテレスのまぼろし工場」
救いを求める人々の下へ 苦しみを通して知る現代世界 「旅するローマ教皇」:藤原帰一のいつでもシネマ
この1本:「ハント」 骨太な韓国スパイ活劇
「まなみ100%」 平凡な日常 一瞬のきらめき