三百六十五夜

技師の川北(高倉健)は父が借金をした小牧商会の娘・蘭子(美空ひばり)から結婚を迫られており、恋人の下宿屋の娘・照子(朝丘雪路)とも結婚できない。そんな照子に横恋慕しているのが小牧商会の津川(平幹二朗)で、なかなか良い返事をくれない照子に業を煮やしてインチキで家を奪い、母子を追い出してしまった。そんな彼女を救ったのが画家の宮島(鶴田浩二)で、彼女を描いた絵を展覧会に出品すると大好評になったのだった。(追悼特別展「高倉健」図録より)

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