アフター・ミー・トゥー

公開日: 2023年09月15日

アフター・ミー・トゥー

性暴力の被害体験を「#私も」というハッシュタグととともにSNSに投稿する「#Me Too」キャンペーンは、韓国でも大きな反響があった。韓国では2016年に起きた江南カンナム駅通り魔殺人事件など、〝女性だから〟という理由で若い女性が見知らぬ男に殺害される事件が起きていたからだ。女性たちは憤り、これまで抑圧されていた思いが一気に噴き出していく。2018年には現役の女性検事が上司からの性暴力を告発したのを機に「#Me Too」運動は急速に広がっていった。それから3年がたった2021年。かつての熱気が落ち着いた「#Me Too」は、どのような状況にあるのか。世代の異なる女性監督4人が集まり、4つの視点による「#Me Too」のその後を映し出していく4編のオムニバスドキュメンタリーが制作された。

#1「女子高の怪談」(監督:パク・ソヒョン)
教員によるセクハラや性暴力が長年続き、代々「怪談」のように言い伝えられてきた女子校。2018年、生徒たちは声を上げ、「怪談」は「真実」だと社会に突きつける。「スクールMe Too」(学内性暴力の告発)のその後を記録する。

#2「100. 私の体と心は健康になった」(監督:イ・ソミ)
一人で暮らす49歳の女性は、幼少期に性暴⼒に遭い、そのトラウマに⻑年苦しんできた。「自分にできなかったことは、苦しかった話を大声で話すこと」。彼女は意を決し、かつて過ごした故郷へと向かう。

#3「その後の時間」(監督:カン・ユ・ガラム)
「アートMe Too」に参加し、創作と活動の間に揺れるアーティスト3⼈の現在を映す。「活動家になってしまうのではないか」「自分たちの活動は性暴力防止に本当に役立つのか」自問自答しながら前に進むアーティストたちの姿。

#4「グレーセックス」(監督:ソラム)
恋愛も性的なコミュニケーションもしたいが、相手が一方的なこともある。恋人関係やマッチングアプリでの出会いで感じたもやもやを4人の女性が語る。被害/加害で定義できない不快感や性的自己決定権という言葉では線引きが難しいグレーゾーンに迫る。

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プロデューサー :

原題:애프터 미투/After Me Too

2020年 /韓国 /85分 /G

公式サイト: https://aftermetoo-jp.com/

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