児童文学「くまのプーさん」の著作権が消滅したことに目をつけた英国の映画監督リース・フレイク=ウォーターフィールドによるスラッシャーホラー「プー あくまのくまさん」(2023年)は、超低予算作ながら製作費の100倍を稼ぎ出すまさかのヒット。当然ながら第2弾が企画され、予算は前作の10倍、死体は大幅増!で、前作には登場しなかったティガーやオウルも参戦する。
「100エーカーの森」で起きた惨劇を生き延びたクリストファー・ロビンは、深いトラウマに苦しみながら、故郷の町アッシュダウンの病院で働きながら治療を受けていた。しかし、町の住人の多くは野生化したぬいぐるみが人間を襲っているというロビンの言葉を信じる人は少なく、彼こそが事件の犯人ではないかと疑っていた。ロビンは古い記憶をたどって呪われたプーの秘密を解き明かす一方で、森の奥深くに潜んでいたプーとなかまたちは、さらなる餌食を求めてアッシュダウンの町に襲いかかる。
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公開日: 2024年08月08日
プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
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原題:Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2
2023年 /アメリカ /93分 /R15+
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公式サイト: https://akumano-pooh2.com/
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