世界一怖いホラー映画の製作を目的とした7人組監督ユニット「ローニン・チーム」による本作。、最恐最悪の魔性の女パノーの壮絶な過去が明らかになる。

5人の男女を襲った黒魔術の惨劇から遡ること、14年前。少年タの生みの親である母ドゥアンは難病を患っていたが、夫や親戚と助け合いながら、幸せに暮らしていた。そんななか、ドゥアンの妹の家庭教師として、新人教師だったパノーが出入りするようになり、彼女の魔性の魅力に取り憑かれたタの父親は、ついには妻であるドゥアンを毒殺してしまう。それから13年後。ずっと娘の死を悲しんできたタの祖父は、娘を生き返らせる黒魔術を霊媒師に依頼。精神病院に収監されていたパノーの肉体を使ってドゥアンの魂を甦らせる。だが、三眼の神の力を宿したパノーの霊力が強かったことからドゥアンの魂は、パノーの体外に解き放たれ、封印していたパノーの魂が自身の肉体に戻ったとき、彼女のタ一家に対する復讐劇が始まるのだった。〝わたしのこの身体を、三眼の神に捧げます…〟。

2024年11月23日に東京・シネマート新宿で開催される「怨念タイホラー カオマンガイナイト！」で上映。

日本公開：2021年7月19日