ニューヨークタイムズ紙のベストセラーにリスト入りしたマリア・センプルの小説「Where'd You Go, Bernadette」を映画化。トラブル続きの主婦が「もう限界」と逃げ出し、シアトルから南極へ16,000㎞の旅に出るヒューマンコメディ。監督は、主人公の少年が大人になるまでの12年間を撮り続けた「６才のボクが、大人になるまで」（2014年）で、アカデミー６部門にノミネートや、ゴールデングローブ賞作品賞と監督賞、ベルリン国際映画祭監督賞を受賞したリチャード・リンクレイター。主演はアカデミー賞に8度ノミネートされ、2度受賞。ゴールデングローブ賞には12度ノミネートされ、4度受賞のケイト・ブランシェット。

何不自由ない幸せな毎日を送っているように見えた主婦のバーナデッドだが、極度の人間嫌いで隣人やママ友たちとうまく付き合えず、買い物や家事など日常生活のほぼ全てをメールで依頼するバーチャル秘書に任せていた。そんな彼女だったが、かつて建築家として名高い賞に輝き、天才と持て囃されていたのに、建築家になる夢を諦めた過去があった。ある日、退屈な世界に限界を感じ、忽然と姿を消したバーナデッド。彼女が向かったのは家族3人で行くはずの南極だった。

Wilson Webb / Annapurna Pictures
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