酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された一人の謎の中年男。彼は自らを「スズキタゴサク」と名乗り、霊感が働くと称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。秋葉原での爆破を皮切りに、この後一時間おきに3回爆発すると予知していく。そして、刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、次第に爆弾に関する謎めいた〝クイズ〟を出し始めるのだった。
原作は、「このミステリーがすごい! 2023年版」や「ミステリが読みたい 2023年版」で1位を獲得した呉勝浩による同名のベストセラー小説。背筋が凍るような展開で読者を魅了し、続編の「法廷占拠 爆弾2」も話題だ。メガホンをとったのは、「キャラクター」(2021年)や「恋は雨上がりのように」(18年)、「帝一の國」(17年)などを手がけた永井聡。主演は、「ゴジラ-1.0」(23年)や月9ドラマ「君が心をくれたから」の山田裕貴。警視庁捜査一課でスズキタゴサクと対峙する交渉人・類家役を演じる。共演には、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の伊藤沙莉が、爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田役を演じ、さらに、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力役に「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」(24年)の染谷将太、類家の上司として、同じくスズキタゴサクと交渉する清宮役に渡部篤郎と実力派が共演する。
公開:2025年
爆弾
予告編を見る:
監督 :
出演 :
企画プロデュース :
2025年 /日本
配給 :
公式サイト: http://bakudan-movie.jp/
新着記事
<ネタバレあり>「イカゲーム3」はこうなる⁈ 関係者の証言から結末をイチ早く予想!
脚本は俳優が迷いなく立つための支え 謎めいたラストシーンも「必然」 毎日映画コンクール脚本賞 濱口竜介「悪は存在しない」
第79回毎日映画コンクール アニメーション部門・ドキュメンタリー部門【選考経過・講評】
新人&ベテランの正義感がぶつかり、共鳴、成長する刑事バディードラマ「オンコール」