シネマ歌舞伎「源氏物語 六条御息所の巻 」

©松竹株式会社 舞台写真:岡本隆史

公開日: 2025年09月25日

シネマ歌舞伎「源氏物語 六条御息所の巻 」

日本人に愛されてきた「源氏物語」から、六条御息所、光源氏とその妻・葵の上の三者の恋愛模様を描く歌舞伎座の舞台「六条御息所の巻」。坂東玉三郎が凄艶な女心を見せる六条御息所を、市川染五郎が世の女性を魅了する稀代の貴公子・光源氏を演じる。

平安の世。謎の病に臥している光源氏との子を身籠る葵の上。物の怪や生霊による祟りを疑い、左大臣と北の方が比叡山の僧に修法を行わせると、護摩を焚く僧が煙の中に感じ取ったのは、賤しからざる身分の女の気配…。光源氏は、生まれながらの気品と美しさを兼ね備え、愛人としている六条御息所のもとを訪れる。花見や連れ舞に興じ、久方ぶりの再会を喜ぶ2人。宮中の忙しさゆえの疎遠を詫びる光源氏だが、六条御息所は葵の上やその懐妊を嫉み、光源氏を詰るのだった。光源氏が堪えかねて屋敷を去ると、六条御息所は悲しみに暮れ、次第に嫉妬に狂って…。

公式サイト: https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/2803/

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