FBIに追われた麻薬密輸人がセスナ機からコカインが入ったバッグを投げ捨てた。しかし、こともあろうに体重80kgの巨大なクマが、その白い粉を食べてしまった。そんなウソみたいな本当の話に着想を得た笑えるパニック映画。プロデュースを務めるは、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」(2023年)のクリエイター・コンビ、フィル・ロード&クリストファー・ミラー。彼らとともに「チャーリーズ・エンジェル」(19年)のエリザベス・バンクスが製作と監督を務める。
1985年のある日。ジョージア州上空を通過するセスナ機には大量のコカインが積まれていた。運び屋は、雇い主である麻薬王シドの命令どおり、森にコカインの入ったバッグを投下するが、その直後、自分自身も誤って落下、ブツの場所をシドに伝える前に死んでしまう。その森では、麻薬王シドを追う引退間近の刑事、シドの命を受けてコカインの回収に向かった麻薬王の一味、学校をサボって森に足を踏み入れた子どもたち、森林警備員、野生動物管理レンジャー、不良少年たち。なんの接点もなかった人々のそれぞれの思惑が絡み合い、事態はどんどん複雑になっていく。そして、その森には、コカインを大量摂取してハイになり、超危険なクマがいた。
©2022 UNIVERSAL STUDIOS
公開日: 2023年09月28日
コカイン・ベア
予告編を見る:
監督 :
出演 :
製作総指揮 :
プロデューサー :
脚本 :
原題:Cocaine Bear
2023年 /アメリカ /95分 /R15+
配給 :
公式サイト: https://cocainebear.jp/
新着記事
「十一人の賊軍」のチケット代2000円が安すぎるワケ 凝縮、スピード、迫力の殺陣
綾瀬はるかの目の奧に「宇宙」が見えた「彼女でなければならなかった」 「ルート29」森井勇佑監督
女性にも安定収入を! 1992年の田舎町で奮闘する女性たちを描いた韓国ドラマ「貞淑なお仕事」
池松壮亮と石井裕也監督の9度目のタッグは「これを映画化すべきだ」から始まった 平野啓一郎原作の映画「本心」