香港映画の巨匠、キン・フー監督が撮った初の武侠映画。19歳にして主人公の男装の凄腕女剣士、金燕子を演じたチェン・ペイペイは、本作のヒットをきっかけに〝武侠影后〟(武侠映画の女王)と呼ばれて世界的に活躍し、アン・リー監督の「グリーン・デスティニー」(2000年)にも出演している。
明の時代、悪名高き盗賊団の首領が地域を治める総督によって逮捕された。盗賊団は、総督の息子、張歩青を人質に取り、首領との交換を要求する。総督はその要求を拒絶し、〝金燕子〟の名で知られ、武芸の達人である自らの娘、張煕燕(チェン・ペイペイ)に、兄の奪還を命じる。金燕子は単身、盗賊団の牙城に乗り込み賊の一味を倒していくが、盗賊団の副首領、玉面虎の扇子から放たれた毒針を肩に受けてしまう。その危機を救ったのは孤児たちを連れて宿で歌を歌って稼いでいた〝酔猫〟と呼ばれる酔っ払いだった。だが、その酔猫こそ、伝説の武芸者〝酔侠〟だった。
JAIHOで独占配信。
公開日: 2024年01月28日
大酔侠 4Kリマスター版
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原題:大酔侠/Come Drink with Me
1965年 /香港 /94分
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