デコーダー

公開日: 2024年09月14日

デコーダー

主人公F・Mがカットアップして製作したテープをハンバーガーショップで再生し、来店客に聞かせているうちに決定的なノイズを入手する。最終的なテープを完成させ無数のテープをばらまいていくと、やがてノイズで神経に異変を起こした人々が暴徒化していき、事態は予期せぬ方向に突き進んでいく。

ドイツのアーテイストのムシャが、ウィリアム・バロウズによるビートニク小説のカットアップ手法(テキストをランダムに分割して無作為に再構成する技法)を踏襲して監督したSFジャーマン奇作。ノイズで人々を洗脳する青年F・MをノイバウテンのF・M アインハイトが演じるほか、ウィリアム・バロウズ自身も出演。デイブ・ホール、ジェネシス・P・オリッジ、マット・ジョンソン(ザ・ザ)など、80sを代表するアーテイストが音楽を担当している。

2024年9月14日~10月4日の日程で新宿K’s cinemaで開催される「奇想天外映画祭2024」で上映。

© Klaus Maeck 

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