日本・フィリピン合作の本作は、2001年NHK 連続テレビ小説「ちゅらさん」で俳優デビューし、11年に映像制作会社KURUWA.LLC(曲輪合同会社)を設立、数多くの映画やMVの制作や、国内外でプロデュース作品を手掛けている結城貴史が主演・監督を務める。異郷の地フィリピンで生きるための居場所=〝DitO〟(タガログ語でここ=hereの意味)を求めて再起を図るプロボクサーの男とその娘の絆と成長を描く人間ドラマ。
生き別れた父を探しに、フィリピンにやって来る娘の桃子は、ドラマ「お迎え渋谷くん」で主演・京本大我(SixTONES)のヒロイン役を射止めるなど、めざましい活躍をみせる田辺桃子。神山の妻ナツに、数々の映画作品に出演し、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の語り役も好評を博している尾野真千子。さらにジムトレーナーのシシ役にフィリピンの国際俳優モン・コンフィアード、ジムの若きエースボクサージョシュアには、フィリピンの英雄パッキャオの半生を描いた伝記映画「キッド・クラフ 少年パッキャオ」(15年)でパッキャオの少年時代を演じたブボイ・ビラールが共演する。そして、マニー・パッキャオ自身が海外映画作品初出演として特別出演している。
日本に妻子を残し、異国の地フィリピンで再起をはかるプロボクサー神山英次(結城貴史)。ある日、神山の前に一人娘の桃子(田辺桃子)が現れる。再会した父と娘は、衝突しながらもしだいに親子の絆を深めていく。そんな中、40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくる。
©DitO製作委員会 Photo by Jumpei Tainaka
公開日: 2024年07月25日
DitO
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2024年 /日本、フィリピン /118分 /G
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公式サイト: https://www.ditofilm.com/
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