2024年4月にデビュー50周年を迎えたプロレスラー大仁田厚に8年間密着し、彼の生き方を追ったドキュメンタリー。電流爆破を手がける花火師であり、大仁田と長年タッグを組んできた同志でもある川上孝行が監督を務めた。

大仁田は、わずか5万円の資金でプロレス団体「FMW」を創設すると、自ら考案した「電流爆破」「有刺鉄線」による型破りなデスマッチでプロレス界に革命をもたらした。7度の引退宣言と8度の復帰、67歳となった今もなお、己の肉体を酷使して死闘に挑み続けるのか？　自身の人生に隠された以外な過去や、生き方の根底に流れる人生哲学を真摯に語り、これまで口を閉ざしてきた出来事の真相までも告白する。さらに、大仁田をよく知る元週刊プロレス編集長ターザン山本やブル中野、グレート小鹿などレジェンドレスラーの面々や、大仁田の母・松原巾江、そして熱心なファンたち、人気キャラクターのちぃたん☆も登場し、大仁田厚のあふれ出る炎魂〝ファイヤースピリッツ〟を多角的に映し出していく。