ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻

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公開日: 2025年02月13日

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻

イギリス・テューダー朝で暴君として知られるヘンリー8世の6番目の妻となったキャサリン・パー。5番目までの妻が追放や処刑、出産時に死亡するなど、残虐で暴力と謀略にまみれた世界で、生き延びることができた彼女の人物像を描き出す。監督は、2002年に「Madame Satã(原題)」で長編デビューした後、手がけた多くの作品が国際映画祭に出品され、高評価を得てきたカリン・アイヌーズ。主人公のキャサリン・パー役を「リリーのすべて」(15年)で米アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、「グロリアス 世界を動かした女たち」(20年)や「グリーン・ナイト」(21年)などの出演で知られるアリシア・ビキャンデルが演じる。さらに、ヘンリー8世役を演じるジュード・ロウのほか、エディ・マーサン 、サム・ライリーらイギリスを代表する俳優たちが共演する。

ヘンリー8世(ジュード・ロウ)の6番目で最後の妻キャサリン・パー(アリシア・ビキャンデル)は、夫の海外遠征時には摂政として国政を任されている。イングランド国教会の設立者であるヘンリーに反して、キャサリン・パーは急進的なプロテスタントの信念に基づき、この血塗られた国を光ある未来へと導きたいと願っていた。しかし病が進行し、遠征から戻った国王は急進派への怒りを募らせ、キャサリン・パーの幼なじみの伝道師アン・アスキュー(エリン・ドハティ)を反逆罪で火あぶりの刑にする。悲嘆に暮れるキャサリン・パー自身も幼なじみへの援助が疑われ、政治的陰謀が絡み合う宮廷で〝異端の証拠探し〟が巻き起こる。キャサリン・パーは前妻たちのように国王に首をはねられるのか、それとも病に蝕まれた国王が先に死ぬか。生存をかけた闘いが始まる。

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公式サイト: https://longride.jp/firebrand/

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