愛知県・日間賀島を舞台にした愛知発の青春映画。監督は、「ねじけたつま咲き」でTOKYO⻘春映画祭2022グランプリと監督賞、富⼭映像⼤賞審査員賞、茨⽊映像芸術祭で特別賞を受賞した愛知県出身の⽯川幸典。主人公の鈴木大洋役を愛知県出身でアーティスト集団「EBiDAN」の中部エリア研究生ユニット「EBiDAN NAGOYA」のメンバーである⽵内雄⼤、松⽥凛空役を舞台やラジオ番組などで活動する同じく愛知県出身の福島彩菜、佐野晴⾹役をMV「チ・チャンウク」やBUMPドラマ「余命3ヶ⽉のサレ夫」などに出演している長野県出身の若菜みさが演じる。
フグとタコで有名な愛知県の離島・日間賀島。この島に住む高校三年生の鈴木大洋は、「4代目」と呼ばれることに何の疑問も持たずにいたが、島外の高校で友人と交わるうち、この島が嫌いなわけではないのに、自分の将来はこれでいいのか?という気持ちに駆られている。いつものように旅館の手伝いをする大洋は、名古屋から来た女子大生の松田凛空と佐野晴香とともに島を巡る。自分にとってはありふれた風景にいちいち感動する凛空と晴香。都会の雰囲気を纏った2人に自分の知らないキラキラした世界を想像する大洋。旅館を去るとき、凛空は日間賀島郵便局のタコの消印のハガキが欲しいから、と自分の住所を走り書きしていく。共に過ごした時間に運命的なものを感じていた大洋は、凛空との繋がりが消えなかったことに内心ときめいていた。
公開:2024年
ⓒBC3C プロジェクト
フグとタコと僕らのミライ
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2024年 /日本
公式サイト: https://fugutako-movie.jp/
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