実際に起きた無差別殺傷事件に触発されて制作された社会派サスペンス。監督は、初の長編作品「A Place of One's Own」(2009年)で台北映画祭観客賞を受賞したロウ・イーアン。本作は、2021年金馬奨でワン・ユーシュエンが最優秀助演女優賞、2022年台北映画祭で、脚本賞、音楽賞、最優秀助演女優賞を受賞した。
18歳の誕生日を迎えたばかりのジャン・ウェン(ホァン・シェンチョウ)が、夜市で乱射事件を起こした。その動機は誰にも見当がつかない。親友のアーシン(パン・ガンダー)は彼を助けるため、「殺意はなかったこと」を証明するため奔走する。この事件で唯一犠牲になったシャオセン(ライ・ハオジャ)は、ゲーム「王者の世界」で多くのファンを持つプレーヤーだが、実生活では規則正しく平凡な生活を送る地味な公務員。その婚約者のビータ(ホァン・ペイジァ)は仕事中心の生活で2人の間にはすれ違いが生まれていた。非行少女リンリン(ワン・ユーシュエン)は、同じ「王者の世界」にのめり込み、ゲームのために、偽のIDとヌード写真でシャオセンを誘惑し協力させていた。黎明アパートを取材する記者のバイ菌(モー・ズーイー)は偶然、現場に居合わせ、事件の真相を突き止めることを決意する。あの夜、6人の運命が夜市で交錯する。もし、彼らが犯行前に別の選択をしていたら、悲劇は起きなかったのだろうか。
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公開日: 2023年06月08日
ガッデム 阿修羅
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原題:該死的阿修羅/GODDAMNED ASURA
2022年 /台湾 /114分 /PG12
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公式サイト: https://goddamnedasura.com/
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