中国の戦国時代から秦・漢（前4世紀〜3世紀頃）の時代に徐々に付加執筆された地誌書「山海経」。そこに書かれたに古代中国各地の神話に含まれる空想的な妖怪、神々の記述をモチーフに、本作の各キャラクターが造形されている。メーンキャラクターの「白澤」は、謎の疫病・黒霊を研究した崑崙島の神医。その他、麒麟の羿、九尾の狐、燭龍の火燭などのキャラクターが登場する。監督は、「Spiny Life」（2016年）や、エミー賞にノミネートされたアニメシリーズ「SUPERBOOK」を手がけたホアン・ジェンミン。「Monkey King Reborn」（2021年）や「ジャン・ズーヤー：神々の伝説」（2020年）のウー・シャオユーが脚本を担当した。

崑崙島にはどんな病気でも治すことができる病院・崑崙医館がある。しかし、そんな崑崙医館でもかなわない謎の疫病・黒霊（こくれい）が感染拡大。黒霊の治療法を必ず見つけることができると信じる神医・白澤の冒険物語が始まる。

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