はじまりの日

公開日: 2024年10月10日

はじまりの日

JAYWALKのヴォーカリストとして活躍した中村耕一と、圧倒的歌唱力で注目される新星の歌姫・遥海が紡ぐ音楽ファンタジー。監督・脚本は、写真家で映像作家でもあるロバート・フランクのドキュメンタリー映画「A Weekend with Mr. Frank」(1997年)を手がけ、2014年に初の長編劇映画となる「ブルー・バタフライ」を監督、高倉健のドキュメンタリー映画「健さん」(16年)で第40回モントリオール世界映画祭 ワールド・ドキュメンタリー部門最優秀作品賞、2017年に同作品で第26回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞を受賞した日比遊一。

かつてロックスターとして一世風靡したが、ある事件がきっかけで音楽を封印し、ビルの清掃会社で働きながら質素に暮らしている「男」(中村耕一)。仕事場とアパートを往復するだけの日々を送る男にとって、かつて男のファンだった同僚の寺田(山口智充)が、唯一心ゆるせる相手だ。男の隣人は会社の同僚の「女」(遥海)だった。夜な夜な女と母親(高岡早紀)の激しいやり取りが男の部屋に響き渡ってくる。ある日男は、公園で一人口ずさむ女の歌声に大きく心を揺さぶられる。男は、女の才能を確信し、昔の同僚である音楽プロデューサーの矢吹(竹中直人)にその歌を聴くよう頭を下げる。矢吹に断られながらも通い詰める男。女の可能性を信じたアシスタント望月(岡崎紗絵)のサポートもあり、女は次第にチャンスを掴んでいく。そして、男もまた自分の歌が、他人の心に灯をともすことに気づかされる。

© 2024 ジジックス・スタジオ

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2024年 /日本 /107分 /PG12

公式サイト: https://hajimarinohi.jp/

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