インド三大神様の一人「シバ神」の化身であり、古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」で活躍する猿の将軍ハヌマーン。そのとてつもない力を、ある日突然、平凡で村育ちの青年が手に入れたなら…。手掛けたのは「Zombie Reddy(原題)」(2021年)のプラシャーント・バルマ監督。インド神話に登場する猿の将軍ハヌマーンと普通の青年という異色の組み合わせが人気を呼び、2024年のインド映画世界興行収入第1位(6月時点)を記録している。主人公ハヌマントゥを演じたのは、子役としてテルグ語映画界で活躍し、本作で一躍注目されることとなったたテージャ・サッジャー。さらに、映画に登場する野生の猿の声を、「RRR」(22年)のS.S.ラージャマウリ監督作「VIKRAMARKUDU(原題)」(06年)に主演したラビ・テージャが務めている。
姉アンジャンマと山奥の小さな村に住んでいる青年ハヌマントゥは、いつも気の強い姉の後ろに隠れていて、村の男たちに小馬鹿にされていた。ある日彼は、幼馴染のミーナークシを助けようとして海に転落、そこで不思議な力を持つ宝石を手にする。その石はある条件下で彼を無敵のスーパーヒーローに変えることが分かるが、邪悪な組織がそれを狙いにハヌマントゥのもとへやってくる。
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公開日: 2024年10月03日
ハヌ・マン
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原題:Hanu Man
2023年 /インド /158分 /G
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公式サイト: https://hanu-man.jp/
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