カナダの片田舎で暮らす祖母と、ドラァグクイーンの世界に飛び込んだ孫の関係に、心が温まるヒューマンドラマ。監督は、「Chest of Doors（原題）」（2005年）などの短編映画を制作し、これが初の⾧編映画となるフィル・コンネル。

俳優から転身し、ドラァグクイーンの世界へ足を踏み入れたラッセル（トーマス・デュプレシ）。⾧年付き合っていたボーイフレンドに「俳優業に戻ってほしい」と言われ、舞台から逃げ出し、同棲していた家を飛び出した。帰る家もない彼は、祖母のマーガレット（クロリス・リーチマン）のもとに身を寄せる。一方、マーガレットは娘・エネ（リンダ・キャッシュ）から勧められる地元の老人ホームへの入居を拒み続けていた。ラッセルは祖母のためにも、しばらく生活を共にすることにする。

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