家族以外には見せたことがないという画家・西村一成の創作の現場に、映像ディレクターの伊勢朋矢が1年間通い続け、撮り続けた記録。20歳のころから独学で絵を描き始め、日々「呼吸し、食べ、排泄し、眠るのと同じように」、ときに唸り声をあげながら、キャンバスに絵の具を塗りたくり、独白記ごとく描き続ける西村一成の日常が1本の映画になった。タイトルの「かいじゅう」は、西村の甥っ子が付けたあだ名から。
*西村一成
1978年生まれ、愛知県在住。2000年頃より独学で絵画制作に没頭。シェル美術賞、池田満寿夫記念芸術賞、青木繁記念大賞公募展、宮本三郎記念デッサン大賞展、あいちアーツ・チャレンジ、トーキョーワンダーウォール公募、FACE損保ジャパン日本興亜美術賞など、多数入選・入賞。コレクシオン・ドゥ・ラール・ブリュット(スイス、ローザンヌ)、京都市美術館に作品が収蔵されている。
公開日: 2024年06月28日
かいじゅう
監督 :
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音響 :
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編集 :
2024年 /日本 /101分
配給 :
公式サイト: https://www.instagram.com/kaiju_artmovie/
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