イギリスの文豪ヘンリー・ジェームズの中編小説「密林の獣」を現代フランス映画界の鬼才ベルトラン・ボネロ監督が自由かつ大胆に翻案。35㍉フィルムで撮影された1910年、実際の事件にインスパイアされた2014年、近未来をクールに映像化した2044年と、3つのコンセプトの世界観を構築した。主人公ガブリエルを演じたのは、「007」シリーズや「デューン 砂の惑星PART2」など、ハリウッド大作でも知られる国際的スターのレア・セドゥ。過去のそれぞれの時代でガブリエルと出会うルイ役を「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイが演じる。「マティアス&マキシム」(19年)のグザビエ・ドランが、声の出演と共同プロデューサーを務めている。
2044年、AI中心の社会で人間の感情は不必要とされ、有意義な仕事を得るには、感情を消去をしなければならなかった。孤独な女性ガブリエル(レア・セドゥ)は、〝感情の消去〟に疑問を抱きながらも仕事に就くために浄化を決意する。そして、トラウマとなった前世の1910年、2014年へと遡り、それぞれの時代で青年ルイ(ジョージ・マッケイ)と出会い惹かれていくが、「何かが起きる」という強い恐れに苛まれる。
公開日: 2025年04月24日
けものがいる
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原題:La bête
2022年 /フランス・カナダ /146分
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公式サイト: https://kemonogairu.com/
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