今から11年前の2012年、レンタルビデオ店のホラーコーナー棚に置かれた「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」。ホラー映画界で異彩を放つ白石晃士が満を持してスタートさせたフェイクドキュメンタリーシリーズは、ぶっとんだ世界観でカルト的人気を獲得し、2014年には初の劇場版が公開された。それから8年間、新たな序章ともいえる最新長編映画が公開される。
怪奇系ドキュメンタリーを作ってきたプロデューサーの工藤(大迫茂生)の零細映像制作会社は、倒産の危機に喘いでいた。そんな中、工藤のもとに1本の投稿動画が寄せられる。それは3人の若者が心霊スポットとされる廃墟を撮影したものだった。廃墟に忍び込んだ3人は、地下の部屋で不気味な祭壇のようなものを発見。3人組のひとり遥(福永朱梨)が祭壇を蹴り壊すと、どこからか赤ちゃんの泣き声が漏れ聞こえ始める。さらに何かの気配を感じて目を向けると、全身に返り血を浴びたかのような“赤い女”が仁王立ちでこちらを睨んでいた。一発逆転を狙う工藤は、この廃墟でスクープ映像を撮影し、映画化して大儲けをしようと目論む。早速、元ADで今はフリーのディレクターになった市川(久保山智夏)とカメラマンの田代(白石晃士)を呼び寄せ、投稿者と霊能者も引き連れて取材に出発するが…。
©2023「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」製作委員会
公開日: 2023年09月07日
戦慄怪奇ワールド コワすぎ!
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2023年 /日本 /78分
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公式サイト: https://kowasugi.com/
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