エッセイ、文芸評論、小説、戯曲、古典の現代語訳、日本美術論など、膨大な作品を遺した作家・橋本治と〝現代の浮世絵師〟とも称される画家・岡田嘉夫による前代未聞の豪華本「マルメロ草紙」の8年に及ぶ制作過程の記録。これまでに伊丹十三、宮崎駿、深作欣二らのドキュメンタリーを制作してきた浦谷年良のカメラが、橋本と岡田、さらには、装丁家や編集者、製版オペレーター、印刷技術者、製本職人たちのクリエイティブ魂によって表現が深められていく現場を収めた。
「マルメロ草子」とは、二十世紀初頭のパリの社交界を舞台に描かれる橋本治による耽美小説。岡田嘉夫によるアールデコの優美さに貫かれた挿絵が彩る豪華本。2013年に集英社から定価35,000円/限定150部で刊行された。
公開日: 2024年12月06日
狂熱のふたり~豪華本「マルメロ草紙」はこうして生まれた~
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2024年 /日本 /84分
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公式サイト: https://kyounetsu-movie.jp/
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