「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(2011年)や「愛を読むひと」(02年)、「めぐりあう時間たち」(08年)など上質なドラマの名手として知られるスティーブン・ダルドリー監督のデビュー作にして、今なお多くの人に愛される名作「リトル・ダンサー」のデジタルリマスター版。主人公のバレエ・ダンサーを夢見るビリーを演じたのは、当時13歳で2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれ、後に「ロケットマン」(19年)や「異人たち」(24年)などに出演する実力派俳優に成長したジェイミー・ベル。そして、ビリーにバレエの楽しさを教えてくれるウィルキンソン先生を「ハリー・ポッター」シリーズのモリー・ウィーズリーなどで知られるジュリー・ウォルターズが演じている。
1984年イングランド北東部の炭鉱町で、炭鉱労働者の父にボクシング教室に通わされている11歳の少年ビリーは、ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱き、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するようになる。そして、バレエの先生ウィルキンソンによってダンサーとしての才能を見い出されたビリーは、彼女の指導によってめきめきと上達していくが…。
© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.
公開日: 2024年10月03日
リトル・ダンサー デジタルリマスター版
予告編を見る:
監督 :
出演 :
脚本 :
プロデューサー :
撮影 :
編集 :
音楽 :
振付 :
字幕 :
原題:Billy Elliot
1999年 /イギリス /111分 /G
配給 :
公式サイト: https://synca.jp/littledancer2024/
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」