監督は、石原プロで「西部警察」や、「もっとあぶない刑事」「ゴリラ警視庁捜査第班」などの作品で助監督として下積みを重ね、 1993年に自らの企画脚本作品で監督デビューした児玉宜久。ヒロイン・花を演じるのは、元AKB48メンバーで、卒業後も映画、ドラマ、舞台で精力的に活動中の増田有華。幼なじみの誠を演じるのは、「傀儡」（18年）や「ずぶぬれて犬ころ」（19年）など主演作品のある木口健太。敵役の久住を2019年に念願の仮面ライダー役での出演も果たし、映画「東京リベンジャーズ」にも出演している山口大地が演じている。

シンガーの藤咲花マネージャー・猛は、ヤクザから覚せい剤をだまし取ったことで、暴力団員の久住によって殺害される。猛から薬のありかを知らされた花は鞄に入れた薬を持ち、猛を撃った久住への復讐を誓う。そんなとき、花は幼なじみの誠と偶然再会し、誠の隠れ家のような狭い部屋に匿ってもらう。一方、薬を取り戻せない久住は手下の男たちと共に花を血眼で探していた。危険が迫る中、花と誠は離れていた時間を取り戻すように再び愛し合う。

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