70歳を迎えたアクションスター、リーアム・ニーソンが、アルツハイマーで記憶を失っていく殺し屋という設定で、一生で一度の正義を貫く悪のヒーローを演じる。監督は、「007 ゴールデンアイ」（1995年）、「007 カジノ・ロワイヤル」（2006年）を手掛けたマーティン・キャンベル。共演に「L.A.コンフィデンシャル」（1997年）のガイ・ ピアース、「007 スペクター」（2015年）のモニカ・ベルッチが名を連ねる。

完璧な殺し屋として、その名を馳せてきたアレックスが引退を決意する。アルツハイマーを発症し、任務の詳細を覚えられなくなってしまったからだ。これが最後と決めた仕事を引き受けるが、ターゲットが少女だと知ったアレックスは、怒りに震え契約を破棄する。「子どもだけは守る」という唯一の信念を貫くため、独自の捜査を開始したアレックスは、財閥や大富豪を顧客とする、巨大な人身売買組織の存在を突き止める。

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