差別と偏見の中で悩み、様々な葛藤を抱えるトランスジェンダー男性と家族の絆を描く。監督・脚本は、俳優としても活動し、本作が「手のひらのパズル」(2023年)に続くLGBTQ をテーマにした監督二作目となる黒川鮎美。主人公の翔太を演じるのは、トランスジェンダー当事者を対象にしたオーディションにて演技未経験ながら抜擢された合田貴将。「室井慎次 敗れざる者」(24年)や「アイミタガイ」(24年)の実力派、升毅が翔太の父親を演じる。
不動産屋で働くトランスジェンダー男性の翔太は、カミングアウトをきっかけに田舎に住む父親と疎遠になっていた。社会で生きていく中で感じる偏見と違和感に悩み、家族との関係の中で葛藤を抱えながらも、パートナーの絵美とともに自分らしい生き方を見つけていく。
2024年11月1日より池袋シネマ・ロサで開催される「Diversity CINEMA WEEK」で2週間上映。
公開日: 2024年10月31日
息子と呼ぶ日まで
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2024年 /日本 /25分
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