能登半島の中央に位置する石川県穴水町で、手書きの新聞を発行し、町の未来に警鐘を鳴らす滝井元之さんの活動を通して、限界集落となった町と人々の暮らしを長期にわたって見つめたドキュメンタリー。監督は、富山市議会の不正を暴き、市議のドミノ辞職につながった「はりぼて」(2020年)で全国映連賞、日本映画復興賞などを受賞、ムラ社会の父権的な空気をあぶり出し、映画公開後に馳浩石川県知事の定例会見拒否問題にまで発展した「裸のムラ」(22年)を手がけた石川テレビの五百旗頭幸男。
人口は7000人を下回り、若者と高齢者の数がともに減りゆく〝人口減少の最終段階〟に入っている石川県穴水町。元・中学校教師の滝井元之さんは、2020年から手書きの新聞「紡ぐ」を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らし続けていた。そして2024年元旦、能登半島地震が発生。思わぬ事態に見舞われた町と人びとの営みは、同年5月にテレビ版として放送される。このことが、穴水に大きな風穴を開けることになる。「このままでは町がなくなる」。映画は確かな変化の芽吹きを映し出していくが…。
公開日: 2025年05月16日
能登デモクラシー
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2025年 /日本 /101分
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公式サイト: https://notodemocracy.jp/
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