犯罪者の更生支援に取り組む大阪の建設会社・社長の草刈健太郎さん。しかし、彼には妹を殺害されるという壮絶な過去があった。「なんで…妹を殺害された俺が…犯罪者の面倒を見なアカンねん…」当初は活動に気が進まなかった草刈さんだったが、ある青年との出会いをきっかけに、活動にのめりこむようになる。しかし、裏切られるのは日常茶飯事だ。再び犯罪に手を染める者たち。妹を殺した犯人との対峙。犯罪者への憎悪との葛藤。そして手にした信念。草刈さんの10年間の記録を通じて、教育・社会の問題も浮き彫りにするヒューマン・ドキュメンタリー。

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