ウガンダのスラム街ワカリガで、低予算ながら想像を超える世界観で作られた〝ワカリウッド〟映画。本作は、「誰がキャプテン・アレックスを殺したか」（2010年）や、「バッド・ブラック」（16年）、「クレイジー・ワールド」（19年）を撮ったアイザック・ナブワナ監督と、彼の作品に衝撃を受けてウガンダへ旅立ったアメリカ⼈映画プロデューサー、アラン・サリ・ホフマニスとの友情と情熱、成功と挫折を追ったドキュメンタリー。

アメリカ⼈のアランは「誰がキャプテン・アレックスを殺したか」の予告編を⾒て衝撃を受け、監督のナブワナIGGことアイザックに会うため単⾝ウガンダへ向かう。アイザックは妻のハリエットとともに、⼿作りの⼩道具や独学のVFXを駆使し、オーディションで俳優を集め、低予算ながら誰も観たことのないアクション映画を次々と⽣み出していた。アランはアイザックの家の隣に住み込み、映画を海外に売り込み、製作中の「バッド・ブラック」にも出演するなど、2人は友情を築いていったが、テレビシリーズ製作をきっかけに関係に⻲裂が⾛り、アランはアメリカへ帰国してしまう。アイザックは、相変わらず経済的に厳しい⽇々を送っていたある⽇、トロント国際映画祭から招待の話が持ち上がり、アランは再びアイザックのもとへと戻り、関係は修復。そして、映画祭で新作「クレイジー・ワールド」のワールドプレミアと、念願だった海外でのアイザックの登壇が実現する。

JAIHOにて日本初独占配信。