目の前で誘拐されたいじめっ子たちを助けるか、それとも見殺しにするか。究極の選択を迫られるスペイン発のブルータル・リベンジホラー。監督は初監督の短編映画「The Blondes」が世界各国137以上もの映画祭に出品されたカルロタ・ペレダ。主人公のサラを演じたのは、主に舞台で経験を積みテリー・ギリアム監督「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」（2018年）で長編初出演を果たしたラウラ・ガラン。本作でゴヤ賞最優秀新人女優賞を受賞。

スペインの田舎町。ティーンエイジャーのサラはクラスメイトから執拗にイジメられていた。家族からも理解されず、家の中でも居場所を見つけられないサラはヘッドホンに頭をうずめて自分の気持ちを閉じこめる日々を送っている。ある暑い日、サラがひとりで地元のプールへと出かけると、3人のクラスメイトと鉢合わせてしまい、再びイジメの標的となる。しかし、その帰り道、サラは血まみれになった３人のいじめっ子たちが、謎の男に車で連れ去られるところに遭遇する。

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