70年代に活躍し、その後忽然と姿を消した幻のミュージシャン、エクスネ・ケディ、という設定で、2020年にリリースされた井手健介と母船のアルバム「Contact From Exne Kedy And The Poltergeists(エクスネ・ケディと騒がしい幽霊からのコンタクト)」によって世に知られ、21年にエクスネ・ケディが74年に行ったとされるライブ盤「Strolling Planet ’74」から、「本当にエクスネ・ケディが実在したら」という妄想を膨らませて生まれた本作。
監督は、「夜が終わる場所」(2011年)や「大和(カリフォルニア)」(16年)、「VIDEOPHOBIA」(19年)の新鋭、宮崎大祐。物語は、「Strolling Planet ’74」から半世紀近くたった2018年。東京から名古屋に引っ越ししてきたエクスネ・ケディの熱烈なファンの青年ジュンと、地元の高校生でやはりエクスネ・ケディの大ファンのイブキの運命的な出会いと、エクスネ・ケディが2020年に再結成ライブを行うまでの2人の青春が描かれる。
©2023 Nagoya University of Arts and Sciences
公開日: 2023年07月20日
PLASTIC
予告編を見る:
監督 :
出演 :
プロデューサー :
脚本 :
撮影 :
照明 :
美術 :
音響 :
編集 :
衣装 :
ヘアメーク :
2023年 /日本 /105分 /PG12
配給 :
公式サイト: https://plastic-movie.jp/
新着記事
「観客に聞きやすい音を追究」最新技術駆使してもアナログ時代と考えは同じ 録音賞 浦田和治「十一人の賊軍」
毎日映画コンクール大藤信郎賞 「整形する自分」の心境と主観 重層的に 伊藤里菜監督
音声ガイド制作者が聞くモノクロであること、役者の表情のこと、女性の下着のこと 「敵」吉田大八監督インタビュー
多彩・多才な映画職人たち スタッフ部門 第79回毎日映画コンクール【選考経過・講評】