監督は「グンダーマン 優しき裏切り者の歌」(2018年)のアンドレアス・ドレーゼン。無実の罪で5年もの間、キューバのグアンタナモ湾にある米軍の収容所に収監されたムラート・クルナス本人の著作をもとに映画化。主演のラビエを演じたドイツの人気コメディアン、メルテム・カプタンは、第72回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(主演俳優賞)受賞した。
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロのひと月後、ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民のクルナス一家の長男クルナスが、旅先のパキスタンで〝タリバン〟の嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ収容所に収監されてしまう。母ラビエは、息子を救うため奔走するが、警察も行政も動いてくれない。藁にもすがる思いで訪れた人権派弁護士ベルンハルトのアドバイスを受けたラビエは、アメリカ合衆国最高裁判所でブッシュ大統領を相手に訴訟を起こすことになる。
©️ 2022 Pandora Film Produktion GmbH, Iskremas Filmproduktion GmbH, Cinéma Defacto, Norddeutscher Rundfunk, Arte France Cinéma
公開日: 2024年05月02日
ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ
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原題:Rabiye Kurnaz gegen George W. Bush
2021年 /ドイツ、フランス /119分 /G
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公式サイト: https://www.zaziefilms.com/kurnaz/
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