「夜は短し歩けよ⼄⼥」(2017年)、「四畳半タイムマシンブルース」(2022年)の脚本や、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023年)の⽇本語吹替版脚本を⼿掛ける上⽥誠が率いる劇団ヨーロッパ企画の新作タイムループコメディ。京の奥座敷、貴船を舞台に、2分間のループから抜け出せなくなってしまった人たちの混乱を描く。原案・脚本を上⽥誠、映像ディレクターの⼭⼝淳太が監督を務める。
京都・貴船の⽼舗料理旅館「ふじや」で仲居を務めるミコト(藤谷理子)は、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを⼥将に呼ばれ仕事へと戻る。だが2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしている。ミコトだけではない、番頭や仲居、料理⼈、宿泊客たちはみな異変を感じ始めた。ずっと熱くならない熱燗。なくならない〆の雑炊。永遠に出られない⾵呂場。記憶だけ引き継がれ連続しているが、⾃分たちの時間は「ループ」しているのだ。そのループから抜け出したい⼈、とどまりたい⼈、それぞれの感情は乱れ始め、それに合わせるように雪が降ったりやんだり・・・。⼒を合わせ原因究明に臨む皆を⾒つつ、ミコトは⼀⼈複雑な思いを抱えていた。
©️ヨーロッパ企画/トリウッド2023
公開日: 2023年06月22日
リバー、流れないでよ
予告編を見る:
監督 :
出演 :
プロデューサー :
脚本 :
音楽 :
撮影 :
照明 :
美術 :
録音 :
衣装 :
ヘアメーク :
2023年 /日本 /86分 /G
配給 :
公式サイト: https://www.europe-kikaku.com/river/
新着記事
ウルトラマン、ジョジョ、高倉健、都市伝説!「ダンダダン」の引用&独自性を考察
英国ルームメートと見た「SHOGUN 将軍」 英語にした途端にビュンっと戦国時代が身近に感じられる
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」