J.R.R.トールキンの原作をもとに、ピーター・ジャクソン（監督・共同脚本）が手がけ、日本を含め全世界で大ヒットを記録したファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」3部作。累計興行収入は29億8000万ドルを超え、「王の帰還」では米アカデミー賞歴代最多11部門を制するなど、その記録は未だ破られていない。本作は、「王の帰還」から20年を経て、「ロード・オブ・ザ・リング」の200年前の物語をアニメーション映画化した。

監督に抜擢されたのは、テレビアニメシリーズ「東のエデン」や「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」で知られる日本アニメーションの第一人者、神山健治。製作総指揮には「ロード・オブ・ザ・リング」3部作と「ホビット」3部作全てを手掛けたピーター・ジャクソン、同じく「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズの脚本を手掛けたフィリッパ・ボウエンがプロデューサーとして名を連ねている。

父の死の復讐を果たそうとするダンレンディングの領主ウルフの突然の襲撃によって、偉大なヘルム王によって護られていた騎士の国ローハンの平和は壊される。そして、すべての運命は若き王女ヘラに託された。