逃げ場のない状況と哲学的な〝連続ゲーム殺人〟で人気のソリッド・シチュエーション・スリラー「ソウ」シリーズ。本作は、「ソウ」と「ソウ2」の間の物語。ジグソウことジョン・クレイマーの最も個人的な知られざるゲームが描かれる。「ソウ」シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を手掛け、ジグソウ役のトビン・ベルと、アマンダ役のショウニー・スミスが再び登場する。監督と共同脚本は、シリーズ最初の5作品と8作目の「ジグソウ：ソウ・レガシー」（2017年）の編集を担当し、「ソウ6」（09年）と「ソウ　ザ・ファイナル3D」（10年）では監督を務めたケビン・グルタート。

末期がんで余命わずかと宣告されたジョン・クレイマーは、藁にもすがる思いで、危険な実験医療処置を受けるためメキシコに向かう。しかし、この手術は弱い立場の人々から金を騙し取る詐欺であることが判明する。ジョンは復讐のため、自分を騙した詐欺師たちに死のゲームを仕掛けていく。