1990年に「漫画アクション」で連載が始まり、1992年にTVアニメの放送がスタート、幅広い世代に笑顔と感動を届けてきた「クレヨンしんちゃん」。劇場版は、1993年に第1作目となる「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面 VS ハイグレ魔王」が上映されて以来、これまでに30作が公開されてきた。そして、31作目は、現代に復活した恐竜が、カスカベや東京で大暴れ。さらに、シロとカスカベ防衛隊が小さな恐竜と出会い、生命の垣根を超えた友情を描く。

現代に恐竜をよみがえらせたテーマパーク「ディノズアイランド」が東京にオープンする。世間はまさに恐竜フィーバーのなか、しんのすけたちは、シロが出会った小さな恐竜「ナナ」と、特別な夏を過ごしていた。しかし、ディノズアイランドをオープンさせたバブル・オドロキ―は、あの手この手でナナの居場所を探す。しんのすけは、ナナの秘密を知るビリーと出会い、一緒に行動することにするが、ディノズアイランドでトラブルが起きて恐竜たちが大脱走！　ビルを破壊し、車をなぎ倒して、ローンがまだ32年残る野原家も、恐竜に踏みつぶされ、ひろしは男泣き。しんのすけとシロ、カスカベ防衛隊が、ナナを守るために東京・渋谷で大奮闘するが、ひと夏を一緒に過ごした、ナナの秘密とは…？

©︎臼井儀人／双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2024