全108巻、累計4,500万部を超える新田たつおのヒット漫画「静かなるドン」のストーリーを、令和アウトローレーベルが今の時代に合わせてアップデートした本作。普通のサラリーマン近藤静也(伊藤健太郎)が暴力団の総長にならなくてはならなくなり、ヤクザの抗争のない世の中を実現するために、サラリーマンと総長の二足の草鞋で悪戦苦闘する。
主人公の近藤静也は、「今日から俺は!劇場版」(2020年)や、「冬薔薇(ふゆそうび)」(2022年)の主演など、活躍目覚ましい伊藤健太郎。総長の座を狙う幹部・猪首硬四郎役には、数々のVシネマや任侠映画に出演し、ヤクザ役としての確固たる地位を築いている本宮泰風。本宮は、本作の総合プロデューサーを務めている。監督は、「それでも、僕は夢を見る」(2018年)、「生きててごめんなさい」(2023年)の山口健人が、これまでの作風とはことなるヤクザもののメガホンを執る。
前編は、関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子近藤静也(伊藤健太郎)は、「カタギとして平和に生きたい」と、同僚の秋野さん(筧美和子)に淡い恋心を抱きながらデザイン会社で平穏に働いていたが、そんな静也の生活を一変させる事件が新鮮組に起きる。
後編は、しぶしぶ新鮮組の総長になった静也だったが、新鮮組と鬼州組との抗争が激化。秋野さんとの関係もお互いに思いを寄せるているにも関わらず、ヤクザという立場が足かせになって一歩踏み出すことができない。自分の信念とヤクザ社会の掟との間で揺れ動く静也の運命を描く。
前編は、5月12日(金)〜18日(木)、後編は、5月19日(金)〜25日(木)の 各1週間連続上映。
© 2023「静かなるドン」製作委員会
公開日: 2023年05月11日
静かなるドン
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アクション監督 :
2023年 /日本
配給 :
公式サイト: https://reiwaoutlaw.com/
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